次世代ポジモの仕様・緒元を発表
2025年の発売を予定している、次世代ポジモ(愛称:シン・ポジモ)の仕様・緒元を発表いたします。次世代ポジモは新しいハードウェアと新しいソフトウェアで「強力・安心」なポジモになります。
CPUボード、Wi-Fiモジュール、太陽光発電パネル、蓄電池を一新して、通信速度の高速化、無線中継距離の伸長、蓄電池のみでの連続稼働9日間(現モデルの1.8倍、他社製品の2.25倍)を実現しました。
日照時間を十分に確保できない場所でも連続稼働を可能とし、通信距離を伸長したことから、より広い用途での活用を見込んでいます。
さらに、HotSpot2.0に対応しOpenRoamingやeduroamといった認証Wi-Fiのアクセスポイントとして活用し、監視クラウドで遠隔地から動作状況をチェックすることもできます。この監視クラウドでは、位置情報によりポジモの場所を地図上に表示することも可能で、どのポジモがどこで、どのように動いているかの監視が便利になります。
次世代ポジモ(シン・ポジモ)を使うことで島しょ部や山間部などの通信不感地帯に、災害で通信網に被害が出たときに、電源を気にせずに通信網を整備、運用することで、そこにいるヒトの通信、カメラやセンサーなどのIoT、農業や土木建設のICT活用に様々な局面で役に立ちます。
強力な電力性能と通信性能、通信の安全性とポジモの動作監視で、もっと強力で安心なポジモに生まれ変わります。
主なトピックス
- 無日照での連続稼働期間を最大9日間に大幅延長
- 通信速度の高速化
- 長距離無線中継モデルを追加
- HotSpot2.0(Passpoint)対応 (OpenRoaming、eduroam対応のアクセスポイント)
- 監視クラウド対応(ユーザー登録と申し込みが必要)
- GNSS(位置情報)搭載(監視クラウドでの確認)
- VPN対応(OpenVPN)
想定する利用シーン
- 災害時の臨時通信網として
- 島しょ部、山間部の通信不感地帯の通信網として
- イベントでの臨時Free Wi-Fi、電子決済の通信網として
- 放牧農業の遠隔監視、水位センサー、電牧センサーの通信網として
- 土木現場の通信網として
- 建設資機材置き場等の盗難監視の通信網として
- 自然公園、屋外観光地のFree Wi-Fi設備として
モデルラインナップ
- 標準モデル
- SIM内蔵モデル
- 長距離無線中継モデル(SIM内蔵可能)
発売時期
- 2025年上半期
価格
- オープン価格
仕様・緒元
- 速報版リーフレットをダウンロードしてご確認ください。