災害時炊出し訓練とは
千野米穀店(札幌市東区)が主催する災害時を想定した訓練です。千野米穀店が店舗前駐車場に設置している「緊急時炊出し用ガス栓BOX」を利用して、炊出し訓練を実施します。近隣住民の方に参加いただく事で、
事を目的としています。
場所: 千野米穀店 店頭前駐車場 (札幌市東区北32条東7丁目3番24号) 日時: 2014年3月8日(土) 12:00 ~ 13:30 対象地域: 千野米穀店近隣住民 参加費: 無料
プログラム
12:30~13:00 講演: 災害における医療について
講師: 札幌東徳洲会病院 総合診療科部長 旗本恵介医師
13:00~13:30 各社取組説明
※終了後、簡単な懇親会も予定しています。
実施内容
災害時炊き出し訓練 by 千野米穀店(Facebookイベントページ)
https://www.facebook.com/events/811114578901970/千野米穀店-公式サイト
https://chino-grain.co.jp/
ポジモが担う役割
炊出し現場にポジモを持込み、WiFiホットスポットを提供します。
災害時を想定し、近隣住民の方に実際にポジモを使って一般的な災害情報・安否情報確認サービスを利用していただきながら、災害時の情報取得・発信の重要性を実感していただけたらと思います。
実施報告
2014年3月8日(土) 12時~13時30分まで、千野米穀店(札幌市)様で「災害時炊出し訓練 by 千野米穀店」が開催され、ポジモでのWiFiサービスもコラボレーションさせていただきました。
地域の力
開催直後から、ご近所の方や通りがかった方々が、炊出し訓練に参加くださいました。災害時には地域の皆様が力を合わせて、それぞれが得意な分野で、お互いを支えあうということを改めて認識してくださったと思います。
訓練に参加した(炊出しをいただいた)スタッフは、「お米の美味しさに驚いた」と言っていました。専門店ならではの味は、災害時でも心に力を与えてくれる。心に力を与えてくれるのが、地域の力なのですね。
通信の力
皆様が普段、特段の意識をせずに使っている通信は、災害時には使えなくなることがあります。災害時こそ、安否確認、不足物資の情報発信、通行可能な道路の情報、ライフラインの復旧見込など、数えればきりがないほど情報発信・収集のニーズが高まります。もちろん、地域の力で産まれた互助活動も、通信によってより広く充実した活動となっていきます。
使用可能なネットワーク(インターネット)があれば、それをWiFiでシェアをすることができます。今回は、30分ほどの作業で、千野米穀店様から見通しで約100mの範囲をWiFiサービスエリアとすることができました。
災害に備えて
今回の訓練では、日常生活の中から災害時に発揮できる地域の力を育むこと、使用可能な通信をシェアして活用のアドバイスをすること、の重要性を学ぶことができました。
ポジモを活用して速やかに被災地でWiFiサービスを展開できるよう、私達もオペレーションマニュアルの作成などの取り組みを行いたいと思います。